【ドバイ不動産】移住者が教える!ドバイのおすすめエリア

みなさんは、ドバイの各エリアについてご存知ですか?不動産を購入するにあたり、立地選びは言うまでもなくとても重要です。

今回はそんなドバイの各エリアについて、UAEやドバイの発展を含めて解説いたします!また、マリーナ近くのTecomエリアにある井上さん(下記プロフィール参照)の不動産エージェントオフィスを訪れる様子もご紹介。動画と併せてぜひ最後までお楽しみください。

地図でわかる!日本人移住者が教えるドバイのおすすめエリア
目次

UAEの中のドバイ

7つの首長国から成るUAE。ドバイは中でも経済観光の中心として圧倒的な存在感を誇りますが、他の6つの首長国もそれぞれ独自の魅力を持っています。アブダビの石油資源、シャルジャの文化、ラス・アル・ハイマの自然など、多様性に富んだUAE全体が、居住や投資の観点から注目されています。各主要都市へは車で1〜2時間で行くことができます。

日本アラブ首長国連邦協会より(https://www.uaesociety.jp/index.html)
1. ドバイ(Dubai)
  • 特徴: 世界一高いビルや人工島など、観光地としての魅力が豊富。税制優遇インフラの整備が進んでおり、国際的なビジネスの中心地でもあります。
  • 経済の柱: 石油への依存が少なく、観光、貿易、不動産、航空産業が主な収入源。
  • ライフスタイル: 近代的で国際的な雰囲気が特徴。多国籍な住民が集まり、生活水準が非常に高いです。

2. アブダビ(Abu Dhabi)
  • 特徴: UAEの首都で、面積・石油埋蔵量ともに最大の首長国。政治の中心地であり、高級感あふれる街並みが特徴です。
  • 経済の柱: 石油とガスが主要産業。経済多様化のため、文化や観光分野の投資も進めています(例: 美術館のルーブル・アブダビなど)。
  • ライフスタイル: 落ち着いた環境で、豪華な住宅や観光施設が整備されています。

3. シャルジャ(Sharjah)
  • 特徴: 文化と教育の中心地。ドバイに隣接し、比較的物価が安いため、シャルジャに住んでドバイへ通勤している外国人も多くいます。
  • 経済の柱: 産業と貿易。石油依存度が低く、中小企業の拠点としても注目されています。
  • ライフスタイル: 伝統的でイスラム文化が色濃く残る地域。

4. アジュマン(Ajman)
  • 特徴: UAEで最も小さい首長国。静かな環境です。
  • 経済の柱: 地元向けの製造業や小規模貿易。
  • ライフスタイル: ファミリー向けで落ち着いた生活が特徴。

5. ラス・アル・ハイマ(Ras Al Khaimah)
  • 特徴: 自然豊かな首長国で、山やビーチリゾートが有名。観光地としての成長が著しい。
  • 経済の柱: 観光業と製造業(セメントやセラミックなど)。税制優遇を利用して企業誘致も進行中。
  • ライフスタイル: 自然に囲まれた穏やかな生活が特徴。

6. フジャイラ(Fujairah)
  • 特徴: UAEで唯一、オマーン湾に面した首長国。貿易港として重要な役割を果たしています。
  • 経済の柱: 貿易と漁業。港湾施設があり、国際的な海運の拠点となっています。
  • ライフスタイル: 海と山に囲まれた環境で、リラックスした生活。

7. ウンム・アル・カイワイン(Umm Al Quwain)
  • 特徴: UAEで最も人口が少ない首長国。伝統的な漁業文化が残り、静かで自然豊かなエリアです。
  • 経済の柱: 漁業と農業。観光業も徐々に発展中。
  • ライフスタイル: のんびりとした環境で、アウトドアアクティビティを楽しむことができます。

ドバイの驚異的な発展

かつて砂漠だったドバイは、わずか50年という短い期間で世界中の注目を集める大都市へと進化しました。その発展のスピードとスケールは、まさに驚異的であり、多くの不動産投資家や企業にとって魅力的な市場となっています。

砂漠からのスタート

20世紀半ばのドバイは、漁業真珠貿易を主な生業とする小さな砂漠の村でした。当時のドバイは、広がる砂漠とわずかな漁村からなる地域で、国際的な注目を集めることはほとんどありませんでした。しかし、1960年代に入ると、この地域の運命を変える発見が起こります。それが石油資源の発見でした。


石油発見とインフラ整備

1966年にドバイ沖で石油が発見されると、同地域の収入は急速に増加しました。ドバイの指導者たちは、石油収入を単に資産として蓄えるだけでなく、それを都市のインフラ整備に投資するという戦略的な選択をしました。空港港湾道路網などのインフラが整備され、ドバイは地域内外の貿易観光の拠点へと成長しました。


多様化戦略への転換

1970年代以降、ドバイの指導者たちは、石油に依存しない経済の実現を目指しました。この多様化戦略は、不動産観光金融航空産業を柱に進められました。こうした取り組みにより、石油が経済全体に占める割合は徐々に低下し、不動産と観光産業が重要な役割を果たすようになりました。


ランドマークと世界一の都市

1990年代から2000年代にかけて、ドバイは世界を驚かせる多くのプロジェクトを次々と発表しました。その象徴的な例として次の施設があります。

  1. ブルジュ・ハリファ – 世界一高いビル。高さ828メートル。
  2. パーム・ジュメイラ – 世界最大の人工島プロジェクト。
  3. ドバイ・モール – 世界最大級のショッピングモール。

これらのランドマークは、ドバイが「世界一」を追求する都市としての地位を確立しました。


人口の急増

発展に伴い、ドバイの人口も劇的に増加しました。たとえば、3年前のドバイの人口は約330万人でしたが、現在は約380万人を超え、400万人に近づいているといわれています。この人口の増加は、国内外からの移住者やビジネス関係者が増えたことを反映しています。


不動産市場の中心地へ

ドバイの急速な成長は不動産市場にも大きな影響を与えました。特に、高層ビルやラグジュアリーなレジデンス、商業施設が次々と建設され、不動産市場は活況を呈しています。さらに、ドバイの政策により外国人の不動産所有が許可され、国際的な投資家を惹きつけています。

ドバイの地理的特徴と人気エリア

ドバイは、都市全体がいくつかの主要エリアに分かれています。車でおおよそ30〜35分でドバイ内を移動できるため比較的コンパクトな都市です。以下は、動画内で話していた人気エリアをご紹介します。

ダウンタウン

ドバイを代表する中心地、また観光地であり、ビジネスと生活が融合した高級エリアです。交通の便が非常に良く、主要道路や公共交通機関にアクセスしやすいのが特徴です。この地域には、次のようなランドマークが集まっています。

  • ブルジュ・ハリファ: 世界一高いビル(828m)。夜景や展望台が人気です。
  • ドバイ・モール: 世界最大級のショッピングモールで、ブランドショップやレストラン、スケートリンク、水族館などがあります。
  • ドバイ・ファウンテン: 夜間の噴水ショーが観光客に大人気。
こんな人におすすめ
  • 都会的で洗練されたライフスタイルを求める方
  • ビジネスエリアへのアクセスを重視する方
  • ドバイで利便性の高い中心地に住みたい方

ドバイ・マリーナ

ドバイを象徴するウォーターフロントエリアであり、観光地としても住宅地としても人気の高いエリアです。主要道路や公共交通機関(メトロ、トラム)へのアクセスも良く、便利な立地が魅力です。この地域には、美しいマリーナウォークやラグジュアリーな施設が集まっており、欧米系の方が多く住んでいます。

  • マリーナウォーク: 海沿いに続く遊歩道で、カフェやレストラン、ショップが立ち並び、リゾート感あふれる雰囲気を楽しめます。
  • マリーナモール: ファッション、飲食店、エンターテイメントが揃ったショッピングモールで、地元住民や観光客に人気です。
  • マリーナ内のヨットハーバー: 美しいヨットが並ぶ光景が特徴で、クルーズツアーやウォータースポーツも楽しめます。
こんな人におすすめ
  • 海沿いのラグジュアリーな環境で暮らしたい方
  • レストランやカフェ、娯楽施設が徒歩圏内にある生活を求める方
  • アクティブなライフスタイルを楽しみたい方(ウォータースポーツ、ジョギングなど)

パーム・ジュメイラ

ヤシの木の形をした世界最大の人工島で、豪華なヴィラやリゾートホテルが多いエリアです。特に、一軒家にはプライベートビーチが付いており、最高の贅沢を味わえます。ラグジュアリーな生活環境で知られ、観光地でありながら静かな居住地としても高い評価を受けています。

  • 高級ヴィラとアパートメント: プライベートビーチ付きのヴィラや、高層アパートメントからの絶景ビューを楽しめる物件が揃っています。
  • アトランティス・ザ・パーム: ドバイを代表するリゾートホテル。水族館やウォーターパークが併設され、観光地としても大人気です。
  • ザ・ポインテ: 飲食店やショッピングが楽しめる商業エリア。世界一大きい噴水ショーも魅力の一つです。
こんな人におすすめ
  • プライベート感のあるラグジュアリーな環境で暮らしたい方
  • ビーチや海を間近に感じる生活を楽しみたい方
  • 観光地に近く、リゾートライフと都市生活を両立したい方

JVC(ジュメイラ・ビレッジ・サークル)

市内中心部へのアクセスが良く比較的リーズナブルな物件が多いエリアで、近年人気の高い住宅エリアです。緑豊かな景観と穏やかな雰囲気が特徴で、ファミリーにも単身者にも適しています。

  • 便利なロケーション: ドバイマリーナやドバイヒルズなどの主要エリアへのアクセスが良く、通勤や外出に便利です。
  • 手頃な家賃と多様な物件: モダンなアパートメントから広々としたタウンハウス、ヴィラまで、さまざまな予算とニーズに対応する物件が揃っています。
  • 緑地と公園: エリア内には緑豊かな公園やランニングトラックがあり、アウトドア活動を楽しめる環境が整っています。
こんな人におすすめ
  • コストパフォーマンスの良い物件を探している方
  • 静かな住宅地を希望する方
  • 都会の喧騒から離れつつ、主要エリアへのアクセスを重視する方

ドバイ・ヒルズ

新興の住宅地で、利便性が高く、今後さらに人気が出ると予想されています。高級住宅エリアで、ラグジュアリーなライフスタイルと静かな環境が魅力です。このエリアは、緑豊かな景観や広々とした住宅、充実した施設により、家族連れやエグゼクティブ層に特に人気があります。

  • 高級住宅地: ヴィラ、タウンハウス、アパートメントなど、多様な高級物件が揃い、広々とした居住空間が提供されます。
  • ゴルフコース: エリア内には美しいゴルフコースがあり、ゴルフ好きには理想的な環境です。
  • ドバイヒルズモール: 最新のショッピングモールがあり、ファッション、飲食、エンターテインメントを楽しめます。
  • 緑地と公園: 広大な公園やジョギングトラック、サイクリングコースが整備されており、健康的なライフスタイルをサポートします。
こんな人におすすめ
  • 高級住宅地で静かに暮らしたい方
  • ゴルフやアウトドアを楽しむ生活を送りたい方
  • ファミリー向けの安全で充実したエリアを探している方

ティコム

訪問した井上さんのオフィスがあるTecom(Barsha Heights)というエリアは、主要な観光地であるドバイ・マリーナやダウンタウンに近く、アクセスが非常に便利です。さらに、IT、メディア、教育関連の企業が多く集まり、オフィスビル商業施設に加えてレジデンス飲食店が立ち並ぶため、ビジネスだけでなく居住エリアとしても人気があります。

  • 多様な住居オプション: 手頃な価格のアパートメントから高級物件まで揃っており、単身者や若いプロフェッショナル層に適しています。
  • 交通の便の良さ: ドバイメトロ(レッドライン)の駅が近く、主要エリアへのアクセスが非常に良いです。
  • 多国籍な環境: エリア内には多国籍なレストランやカフェがあり、国際色豊かな雰囲気を楽しめます。
こんな人におすすめ
  • 手頃な価格で利便性の高いエリアを希望する方
  • 多国籍な環境で働き、暮らしたい方

インターナショナルシティ

ドバイの郊外に位置する多文化な住宅エリアで、その名の通り、さまざまな国や地域をテーマにした建物が集まったユニークな街です。エリア内に中華街があり、本格的な中華料理が食べられます。


ドバイ不動産市場の特徴とエリア選び

ドバイ不動産市場は、ラグジュアリーな物件から手頃な価格帯の物件まで、多種多様です。その中でも、どのエリアを選ぶかは、生活スタイル利便性、また地価変動など投資価値に直結します。

例えば、家族で静かな環境を求めるならば郊外のヴィラエリア、ビジネスの中心地に近い利便性を重視するならダウンタウンやマリーナが適しています。エリアごとの特徴をよく理解した上で選ぶことが重要です。

パーム・ジュメイラで販売されているヴィラの一例を挙げると、目の前にプライベートビーチが広がる物件が多く、ドバイならではの贅沢な暮らしが楽しめます。価格帯は数億円からと高額ですが、その分、他では味わえないライフスタイルを提供してくれます。

「日本人でも不動産を購入できるのか」という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。ドバイでは、特定の「フリーホールドエリア」において外国人でも物件を所有することが認められています。購入に際しては、ドバイ土地局(DLD)を通じた登記手続きが必要であり、信頼できる不動産会社を介することが必須です。


ドバイでの暮らしを検討してみませんか?

ドバイは、多様なライフスタイル、便利な交通網、多国籍文化、そして急速に発展する不動産市場を提供する魅力的な都市です。もし、ドバイでの不動産購入に興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。

ドバイ不動産エージェント

BRIDGES & ALLIES

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長年の豊富な経験により国内外のお客様からたくさんの評価をいただいてきたドバイ地域密着型の不動産会社です。その経験をもとに、皆様からのご要望を真摯に対応しています。

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不動産のみならず、VISAや両替、銀行口座の開設サポートなど、必要なサービスも対応可能となっております。

日本人のお客様も多いこちらの会社で1位を獲得した井上さんがご紹介してくれる物件は、豊富な経験実績信頼、そして市場のトレンドや価格動向などに対する深い知識を持っているため、日本人が満足できる物件間違いなしです

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プロフィール

井上昌平(いのうえしょうへい)。熊本県出身。Portgate CFO 兼 BRIDGES & ALLIES シニアクライアントマネージャー。2015年立命館アジア太平洋大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。地方・都内の営業店にて個人富裕層、中堅企業に対する資産運用アドバイザリー業務に従事。本社の公開引受部に異動後、未公開企業のバリュエーションやエクイティストーリー業務で複数のIPO案件に関与する。2022年6月に同社を退職し、ドバイへ移住。趣味はサウナと印象派絵画の鑑賞。

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